この後書きは7番目のレポートです。毎年、この舞台裏レポートの目次ページが1行、また1行と増えていくのが大きな楽しみであり、励みにもなりました。

思い返せば、リレーへの出場そのものが危ぶまれていた6月。正直、それから2か月近くもの間夏祭りを楽しむことができるなんて、あの時は考えていませんでした。メンバーや応援団の皆さんに心から感謝しています。

今年はチームのメンバーを大きく変え、自分以外の3人は初出場という若々しい(?)チームになりました。去年は全員が2回目の出場だったので、自分はリーダーを任されてもほとんど仕事をせずに済みましたが、今年は唯一出場経験者の自分がチームを引っ張っていかなければ…と思っていました。結局は自分が引っ張ってもらう形になってしまいましたが。


リンリンさん。骨折というアクシデントに見舞われながらも、最後まで完璧にこなしてくれたトップバッターの仕事、本当にお疲れ様でした。来年は「イケイケ流」の鋭さが中終盤でも見られることを楽しみにしています。

よっすぃーさん。強靭な受けのイメージが強いよっすぃーさんですが、随所に鋭い攻めも見られて感心させられました。攻めて良し、受けて良しの、チームの大黒柱としてこれから活躍されるのを期待しています。

れいなさん。劣勢を引っくり返す腕力、そして時には渋すぎる好手、さすがの一言でした。来年もぜひリレーの舞台で大暴れしてくださいね。

そして、応援団の皆さん。作戦会議でのアドバイスはもちろん、温かい声援も本当に力になりました。ありがとうございました。


緊張で手が震えた終盤戦も、勝利の美酒に酔いしれた祝勝会も、意見が合わなくて難航した作戦会議も、全てがいい思い出です。特に、最後の対局が終わった後に3人のメンバーが話していた感想を見たときは涙が出そうになりました。

LINLIN : 負けちゃったけど楽しかったですよ

从 ´ ヮ`) : 貴重な経験ができてありがとうございました

(´・(ェ)・`)(注)よっすぃーさん : 面白かったですね

これを見て、ああ今年もリレーに出場して本当に良かった、と思えました。3人の言葉は自分にとって大切な宝物です。


今年はギリギリで1チーム出場という形でしたが、来年こそは2チームで出たいなと思っています。リレーは強いも弱いも関係ありません。強い人は強い人なりに全力を尽くせばいいし、弱い人は弱い人なりに全力を尽くせばいい、ただそれだけのことです。そして素敵な思い出をみんなで共有できたなら、たとえ1勝もできなかったとしても、リレー将棋においては「勝者」なんだと思います。




第14回リレー将棋大会・亀井絵里的舞台裏 完 inserted by FC2 system